世界第4位の人口であるインドネシア(出展:外務省「最近のインドネシア情勢と日・インドネシア関係」)。日本は貿易相手国として関わりがある他、資金協力や技術協力で主要援助国となっていることもあり、出張の機会も多いのではないでしょうか。
今回は、そんなインドネシアに出張に行く際に確認しておきたいポイントをご紹介します。
目次
ビザ | 必要 ※免除規定あり |
パスポート | 残存期間:入国時6ヶ月以上 余白 :十分あること ※ビザ種類により異なる |
その他 | 入国審査時に、予約済み出国航空券の提示が必要 ※eチケットの場合は、お客様控えの提示が必要となります。パソコンやスマートフォンの画面提示では入国が許可されないため、紙に印刷してご用意ください。 |
(※日本国籍の場合)
インドネシアの入国にあたっては、以下の条件を満たす場合にビザ取得が免除されます。
パスポートは1ページ以上の白紙ページが必要になります。
※商談・工場訪問する場合にはビザ取得が必要です。
詳細については在本邦インドネシア共和国大使館のページを参考にしてみてください。
出張中に商談の予定がある場合は、現地取得の「到着ビザ(VOA)」または、事前に大使館で申請する「シングルビザ(B211A)」を取得する必要があります。
ここでは現地取得の「到着ビザ(VOA)」について紹介します。
到着ビザ取得にあたり日本での事前申請・取得は不要で、現地空港での入国審査前に「Visa on Arrival」と表示されたカウンターで50万ルピアを現金で支払うことで取得できます。ルピアでの支払いとなりますが、米ドルや日本円などの外貨での支払いも可能です(クレジットカード等、現金以外は不可)。
到着ビザの取得要件は以下の通りです。
パスポートは連続2ページ以上の白紙ページが必要になります。
※工場訪問は不可
※領収証が発行されないやVOAシールも貼付されない等のトラブルを避けるためにも、到着ビザを取得する予定の方は在インドネシア日本国大使館の「大使館からの注意喚起(VOAを巡るトラブル)」ページをご確認ください。
出張中に現地の工場を見学・訪問する場合はシングルビザ(B211B)の取得が必要になります。
シングルビザ(B211B)は、事前に現地入国管理局発行の査証発給許可書の取得が必要で、申請手続きは在本邦インドネシア共和国大使館窓口で行います。大使館での申請から取得まで10営業日ほどかかります。
パスポートは連続3ページ以上の白紙ページが必要になります。
詳細については在本邦インドネシア共和国大使館の「シングルビザ」ページを参考にしてみてください。
備えあれば憂いなし、事前の準備で快適な出張を!
※本記事の掲載内容は、執筆または更新時点の情報であり、正確性や最新性については保証いたしかねます。