【出入国・ビザ情報】フィリピン出張準備(2023年3月時点)
新型コロナウイルス感染拡大により、出張の際は今までとは異なる準備と手続きが必要になります。今回は、フィリピン出張における出入国とビザについて紹介します。なお、規定や手続きは変更となる場合がありますので、必ずリンクにて最新情報をご確認ください。
(※2023年3月現在の状況です。)
日本国籍の方はパスポートの残存期間が「6か月以上」必要です。パスポートの残存期間が6ヶ月未満であっても滞在日数以上あれば入国可能ですが、余裕を持った渡航計画を立てることをお勧めします。残存期間が足りない方はパスポートの切替の手続きが必要です。手続きが完了するまでに時間を要するので、出張が決まったら早めに手続きをしましょう。
日本国籍の方は、30日間以内の会議への出席、企業間のミーティング、ワークショップやセミナー、療養、観光目的とした滞在であればビザは不要です。30日間以上の滞在を希望する場合は、滞在先近くのフィリピン入国管理局にて滞在延長の申請をするか、もしくは渡航前にフィリピン大使館領事部にて短期渡航者向けのビザを事前に取得しましょう。詳細は以下をご覧ください。
ワクチン接種完了者は、IATF に認められたワクチン接種証明書を持参することが求められています。(出発国/乗船港での検査は不要)また、ワクチン接種が完了していない方は、出発国/乗船港で、遠隔の医療診断または認可を受けた医療機関、検査所、医院、薬局もしくは類似の施設で医療専門家によって出発の24時間以内に実施された抗原検査の陰性証明書を提出す必要がございます。詳細は以下をご覧ください。
駐日フィリピン大使館|令和4年11月以降の外国人の入国要件について
フィリピンに渡航する全ての渡航者は、航空機への搭乗前に「eTravel(フィリピンのワンストップ電子渡航申告システム)」への登録が必要です。登録はフィリピン到着前の3日(または72時間)以内に行うことができます。詳細は以下をご覧ください。
在フィリピン日本大使館|フィリピン入国用「eTravel」への運用
フィリピンでは現在、屋内外でのマスクの着用を任意としています。ただし、駅やバス停を含む公共交通機関、医療機関はマスク着用が推奨されています。また、観光地、空港など、混雑した場所などを訪れる場合は感染対策としてマスクの着用をおすすめします。
現在、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、日本に入国する全ての渡航者に対して水際対策をしています。必ず最新情報を確認し、必要な手続きをしましょう。
Visit Japan Webとは、入国手続き(検疫、入国審査、税関申告)をウェブでするサービスです。メールアドレスにて新規アカウント作成を行いログインし、利用者の情報、帰国の予定日の登録を行います。その後、下記の3つの手続きに必要な情報を登録しましょう。詳細は公式サイトをご覧ください。
・検疫(ファストトラック)
・入国審査(外国人入国記録) ※日本人と、再入国する外国人は不要です。
・税関申告(携帯品・別送品申告)
有効なワクチン接種証明書(3回以上の接種)を保持する場合、出国前検査の陰性証明書は不要です。ワクチン接種証明書又は検査証明書のいずれも提示できない方は、原則として日本への上陸が認められません。詳細は公式サイトをご覧ください。
その他、水際対策におけるよくある質問は以下をご覧ください。