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インドネシア入国ガイド【2025年最新版】~ビザ&All Indonesia対応〜

投稿日:2025.08.26 / 最終更新日:2025.08.26

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ビザ要否一覧(日本国籍)

2025年8月18日よりインドネシアでは、入国手続きの効率化を目的とした「All Indonesia」統合オンライン登録システムが導入されました。インドネシアへの入国にあたっては「All Indonesia」の手続きのほか、目的にあったビザ(査証)の取得が必要です。本記事では、インドネシアへの入国にあたり多くの日本人が利用しているアライバルビザの申請方法や新たに導入されたAll Indonesiaの詳細を解説します。

日本国籍者のインドネシア入国について

2025年現在、日本国籍者がインドネシアへ渡航する際には必ず目的に合ったビザ(査証)が必要です。かつて短期観光目的などにビザ免除措置がありましたが、現在この制度は停止中であり、日本人も短期滞在であっても査証取得が義務付けられています。

インドネシアの主なビザの種類と特徴

インドネシアは、多様な渡航目的に対応したビザ制度を導入しており、2025年現在も渡航目的や滞在期間、就労の有無によって様々な種類のビザが存在します。

なかでも、日本国籍の方が最も取得しやすく、利用頻度が高いのが「インデックスB(到着ビザ)」です。このビザは、アライバルビザとも呼ばれ、30日以内の観光・商談・会議等の目的で渡航する場合は、事前でオンラインにて取得(e-VOA)または現地到着時に所定空港で取得(VOA)を取得することができます。

ビザインデックスビザの名称入国目的、国籍等入出国の回数
インデックスA
(ビザ免除)
30日以内の観光・家族訪問・会議商談など。
国籍がASEAN加盟国の方はビザ免除。
(日本国籍は対象外)
1回のみ
(シングル)
インデックスB到着ビザ30日以内の観光・家族訪問・会議商談など。1回のみ
(シングル)
インデックスC一時訪問ビザ60日以内の観光・家族訪問・会議商談など。1回のみ
(シングル)
インデックスD数次訪問ビザ60日以内の観光・家族訪問・会議商談など。期間内、複数回可能
(マルチプル)
インデックスE一時滞在ビザ就労目的・インドネシア国籍者の配偶者など。期間内、複数回可能
(マルチプル)

以下では、日本国籍者がよく利用するビザの主要な種類とその特徴を解説します。

1. アライバルビザ(VOA: Visa on Arrival / e-VOA: Electronic Visa on Arrival)

  • 対象:観光、短期商用(商談、会議出席)、家族訪問など
  • 滞在期間:最大30日間(現地で1回延長可能、合計60日間まで)
  • 申請方法:空港等で取得可能なVOAと渡航前のオンライン申請が可能なe-VOAがある。
  • 特徴:日本人を含む多くの国籍者が利用可能で、申請費用は50万ルピア(約4,870円)程度。現地での他の滞在許可への切替は不可。

2. シングルビジネスビザ(B211A)

  • 対象:短期のビジネス渡航者(契約交渉、市場調査、商談など)
  • 滞在期間:最大180日まで(延長・更新可能)
  • 特徴:現地スポンサー企業のサポートが必要。給与を伴う就労は不可。

3. マルチプルビジネスビザ(数次ビザ)

  • 対象:頻繁にインドネシアに出入りする商用渡航者
  • 滞在期間:1年間有効、1回の入国につき最長60日間滞在可能
  • 特徴:何度でも入国できるが、現地での就労は不可。

4. 就労ビザ(KITAS・労働ビザ)

  • 対象:インドネシア企業に雇用される外国人労働者や駐在員
  • 滞在期間:通常6か月~2年(延長可)
  • 特徴:雇用企業によるスポンサーシップと申請が必要で、外国人労働者雇用許可(RPTKA)の取得が必須。

5. 投資家ビザ(Investor KITAS)

  • 対象:インドネシアで会社を設立し、一定額以上の投資を行う投資家
  • 滞在期間:1年~数年(延長可能)
  • 特徴:会社経営が許可され、就労ビザより手続きがスムーズなケースが多い。

6. 家族滞在ビザ(Family KITAS)

  • 対象:就労ビザ保持者や投資家ビザの家族(配偶者、子供など)
  • 滞在期間:主ビザ保持者と同様
  • 特徴:原則就労不可だが、学校通学のために子供が利用するケースが多い。

7. 退職者ビザ(Retirement KITAS)

  • 対象:55歳以上で年金収入などの一定条件を満たす長期滞在希望者
  • 滞在期間:1年単位で更新可能
  • 特徴:就労不可だが、家政婦や運転手の雇用は可能。

到着ビザ(VOA)の申請方法と流れ

インドネシアの到着ビザ(VOA: Visa on Arrival)は、到着時に現地空港の査証カウンターにて取得可能なビザで、観光や短期商用目的の渡航に利用されています。2025年も引き続き多くの日本国籍者がこの方式でインドネシアに入国しています。

到着ビザ(VOA)の申請にあたって必要な書類

空港で申請を行う場合に提示が求められる資料は以下の通りです。

  • パスポート(入国時点で6か月以上の有効期間が残っていること)
  • 往復または次の目的地への航空券の提示
  • 支払いのための現金(50万ルピア相当)

VOA(現地到着時に所定空港で取得)の流れ

1. インドネシア到着後、査証カウンターへ移動

空港の入国審査前に「Visa on Arrival(到着ビザ)」のカウンターが設けられているので、他の入国者とは別に進みます。


2. 必要書類の提示と申請

担当者に書類を提示し、50万ルピア(約4,660円)相当の料金を支払います。支払後、領収書(レシート)を受け取ります。


3. 入国審査に進む

査証カウンターで発行された領収書とパスポート、航空券を持って入国審査場に進みます。


4. パスポートにVOAステッカーの貼付・入国

入国審査官がパスポートに到着ビザのステッカーを貼付し、入国許可を与えます。スタンプを兼ねることが多く、このビザで最大30日間の滞在が認められます。


5. 滞在延長(必要に応じて)

到着ビザは1回のみの延長が可能で、最大60日まで滞在できます。延長手続きはインドネシアの移民局で行い、申請料の支払いと必要書類の提出が求められます。

オンラインビザ(e-VOA)の申請方法と流れ

オンラインビザ(e-VOA)の申請方法と流れ

オンラインビザ(e-VOA)の申請にあたって必要な書類

必要な書類及び必要な情報は下記のとおりです。

必要な書類

  • パスポートの顔写真ページのスキャンデータ
  • パスポートサイズの顔写真(2MB以内)。

必要な情報

  • 滞在目的(観光、短期商用など)や国籍、パスポートの種類
  • 到着予定のフライト情報(日付、便名)
  • 滞在先の住所(ホテル名や所在地)
  • 連絡用のメールアドレスと電話番号

オンラインビザ(e-VOA)の流れ

1. インドネシア政府公式e-Visaサイトにアクセス

  • 【公式サイトURL】https://evisa.imigrasi.go.id/
  • 以前はアカウント登録が必要でしたが、現在はe-VOA申請のみであれば登録不要で申請可能です。

2. 申請情報の入力

  • 滞在目的(観光、短期商用など)や国籍、パスポートの種類を選択。
  • パスポートの顔写真ページのスキャンデータや顔写真を規定サイズ(2MB以内)でアップロード。
  • 到着予定のフライト情報(日付、便名)を入力。
  • 滞在先の住所(ホテル名や所在地)を入力。
  • 連絡用のメールアドレスと電話番号を入力。

3. 支払い手続き

  • 費用をクレジットカードで決済します。
  • 申請料金は約50万インドネシアルピア(+決済手数料1万9,500インドネシアルピア)です。
  • VisaやMasterCard、JCBなど対応カードでオンライン決済。
  • 支払い完了後に申請のステータスが更新されます。

4. e-VOAの発行・受け取り

  • 申請が承認されると、登録メールアドレスにe-VOAのPDFファイルが送付されます。
  • PDFを印刷して、インドネシア渡航時にパスポートと一緒に入国審査官に提示します。

5. インドネシア到着・入国審査

  • VOAカウンターに並ぶ必要がなく、直接入国審査に進めます。
  • パスポートとe-VOA許可書を提示し、滞在許可を受けます。
  • 最大30日間滞在可能で、現地で1回のみ延長が認められています。

到着ビザ(VOA)/オンラインビザ(e-VOA)の対象国と入国可能な空港

対象国

インドネシアの到着ビザ(VOA)および電子到着ビザ(e-VOA)は、以下の国々のパスポート保持者が申請可能です。これらの国の旅行者は、インドネシア到着時に簡便にビザを取得または事前にオンライン申請できます。

アジア・オセアニア

日本、韓国、中国、台湾、マレーシア、シンガポール、タイ、フィリピン、ベトナム、インド、オーストラリア、ニュージーランド

ヨーロッパ

アルバニア、アンドラ、オーストリア、ベラルーシ、ベルギー、ボスニアヘルツェゴビナ、ブルガリア、クロアチア、キプロス、チェコ、デンマーク、エストニア、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、ハンガリー、アイスランド、アイルランド、イタリア、ラトビア、リヒテンシュタイン、リトアニア、ルクセンブルク、マルタ、モナコ、オランダ、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、ルーマニア、ロシア、サンマリノ、セルビア、スロバキア、スロベニア、スペイン、スウェーデン、スイス、ウクライナ、英国、バチカン市国

北米・中南米・カリブ海

アメリカ合衆国、カナダ、メキシコ、コロンビア、チリ、パナマ、グアテマラ、ブラジル、バハマ

中東・アフリカ

バーレーン、クウェート、オマーン、カタール、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、南アフリカ、モロッコ、ケニア、エジプト、チュニジア、タンザニア、ルワンダ

入国可能な空港

インドネシアの到着ビザ(Visa on Arrival:VOA)およびオンライン申請型のビザ(e-VOA)は、以下の主要空港および海港で利用でき、これらの場所から入国する場合に申請・取得が可能です。

ジャカルタ・スカルノハッタ国際空港 (CGK)
インドネシアの首都ジャカルタの主要国際空港で、VOA・e-VOA共に対応。

バリ島・ングラライ国際空港 (DPS)
バリ島の主要空港。観光客が多く利用し、e-VOAを使ったスムーズな入国手続きが可能。

スラバヤ・ジュアンダ国際空港 (SUB)
東ジャワ州の主要空港。VOA取得可能。

メダン・クアラナム国際空港 (KNO)
北スマトラ州の行政中心地。VOA発給可能。

バタム・ハンナ・ビンタラム国際空港 (BTH)
ビジネス・経済特区に近い空港としてVOA利用可能。 

All Indonesia

入国審査の流れと実務注意事項

2025年8月18日から、インドネシアに入国する全ての旅客は新しい統合デジタルシステム「All Indonesia」への事前登録が義務化されました。このシステム統合により、従来の電子税関申告書(e-CD)と健康検疫申告書(SSHP:Health Pass)が一括で申告できます。以下は入国時の一般的な流れと注意点です。

1. 「All Indonesia」への事前登録

  • 入国予定日の3日前から登録可能
  • 登録内容:パスポート情報、個人情報(生年月日、居住地、電話番号等)、渡航情報(到着・出発日、便名)、滞在先住所、健康状態や直近の渡航歴、税関申告内容など
  • 登録完了後に表示されるQRコードをスマホまたは印刷で入国時に提示
  • All Indonesiaの公式サイトはこちらです。

2. 空港到着後の案内に従う

  • 入国審査場へ進み、必要書類(パスポート、e-VOAまたはVOA許可書、搭乗券、QRコード)を提示
  • インドネシア入国は、最初の到着地で行い、ジャカルタ経由で乗り継ぐ場合もジャカルタでの入国審査が標準

3. 入国審査官によるパスポート・ビザ確認

  • パスポート有効期限が6ヶ月以上であるか、ビザ許可証があるか等をチェック
  • ビザ取得が必要な渡航目的かどうか、滞在期間、滞在先の質問がなされることもある

4. 荷物受取・税関申告

  • ターンテーブルで荷物を受け取り、税関申告が必要な場合は所定の場所で申告
  • 税関申告は「All Indonesia」登録情報に基づいて行われるためスムーズ

よくある質問(Q&A)

Q. 日本人はインドネシアに無査証で入国できますか?

2025年現在、日本国籍者は無査証入国ができず、必ずビザ(VOA、e-VOA、ビジネスビザなど)が必要です。無査証での入国は違法となり、罰則や強制送還の対象になるため注意が必要です。

Q. 到着ビザ(VOA)とオンラインビザ(e-VOA)の違いは何ですか?

VOAはインドネシア到着時に空港で申請・取得するビザで、e-VOAは事前にオンラインで申請・取得できるビザです。e-VOAを利用すると到着後の手続きがスムーズになり、待ち時間を短縮できます。どちらも最長30日間の滞在が可能で、1回延長が認められています。

Q. ビザ申請でよくあるミスには何がありますか?

よくあるミスには、パスポート情報の誤入力、申請写真の規格違反、滞在先情報の未記入、メールアドレスの誤記入などがあります。これらは申請却下や入国時のトラブルを招くため、申請前に必ず情報確認を行いましょう。

Q. ビザの延長はどのように行いますか?

VOAやe-VOAの延長はインドネシア移民局で申請し、最大30日間の延長が可能です。延長申請にはパスポート、ビザ、滞在先情報の提出と手数料の支払いが必要です。

Q. 入国審査でどのような質問がされますか?

滞在目的、滞在期間、滞在場所の確認が主な質問です。特にビジネス目的の場合は、商談や会議への出席予定である旨を明確に伝え、必要に応じて招待状を準備すると安心です。

Q. 健康証明やワクチン証明は必要ですか?

2025年時点では健康申告やワクチン証明の提出は基本的に不要ですが、感染症状況により変動するため、渡航前に最新版を確認してください。

駐日インドネシア共和国大使館について

駐日インドネシア共和国大使館(東京)

住所:〒141-0022 東京都品川区東五反田5丁目2−9

電話番号:03-3441-4201

https://www.kemlu.go.id/tokyo

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